玄米より籾殻? なぜ私たちは玄米ではなく籾殻に着目したのか

玄米より籾殻?

―なぜ玄米ではなく籾殻に着目したのか


Kami - 神󠄀 - store 深見です。

今日は、よくいただく質問についてお話ししたいと思います。

「玄米が身体に良いのは分かるけど、なぜ籾殻なのですか?」

健康意識の高い方ほど、玄米の価値を知っています。

白米より玄米。

これは多くの人が聞いたことがあるでしょう。

玄米は、日本人にとって素晴らしい食文化の一つだと思っています。

しかし、

僕たちは玄米のさらに外側にある、ある存在に注目しました。

それが、

籾殻です。


自然界はなぜ籾殻を作ったのか

まず考えてみてほしいのですが、

自然界は無駄なものを作るのでしょうか。

作りません。

葉にも、

根にも、

果物の皮にも意味があります。

そして、玄米を包む籾殻にも当然意味があります。

自然界は、わざわざ玄米を籾殻で包んでいます。

それは、

デリケートな玄米を確実に守るためです。


籾殻は生命を守る鎧

籾殻の役割は非常にシンプルです。

中のお米を守ること。

乾燥から守る。

湿気から守る。

紫外線から守る。

外側からくる薬害から守る。

つまり、

「生命」を守るための鎧なのです。

僕はここに、大きな意味があることに気づきました。


珪素はどこに多いのか

ここで栄養的な話になります。

実は、籾殻には植物性珪素が非常に多く含まれています。

玄米にも珪素はあります。

しかし、圧倒的に多いのは籾殻です。

なぜなら、植物は最も強度が必要な部分に珪素を集めるからです。

植物性食品の珪素含有量(100g中)を比べると、

玄米:約5mg

籾殻(Kami):約24,500mg

比べものにならないほど多いのです。

建物で言えば、鉄骨のような役割です。

生命を守るための構造材。

体の土台です。

それが珪素(シリカ)です。

そして、その珪素が最も集中している場所の一つが、

籾殻なのです。


食物繊維も圧倒的

さらに面白いことがあります。

食物繊維の量です。

玄米にも食物繊維は豊富です。

しかし、籾殻はさらにその遥か上をいきます。

なぜなら、籾殻そのものが繊維構造だからです。

植物が生命を守るために作り上げた、天然の繊維の塊。

それが籾殻です。

だから僕たちは、食物繊維源としても大きな可能性を感じました。


抗酸化という視点

さらに僕が注目したのは、籾殻の価値は数字だけではないということです。

中のお米を守る。

これが非常に重要なのです。

守るということは、酸化と戦うということです。

劣化を防ぐということです。

生命力を維持するということです。

自然界の中で、何ヶ月も種として生命を繋げるためには、強い防御力が必要になります。

その生命の知恵が、籾殻には詰まっていると僕は確信しています。


玄米と籾殻の違い

僕は、玄米と籾殻を競わせたいわけではありません。

どちらが上かという話でもありません。

役割が違うのです。

玄米は、自然の果実そのもの。

籾殻は、その果実を守る存在です。

例えるなら、

玄米は種。籾殻は神殿です。

どちらも必要で、どちらも価値があります。

しかし僕たちは、これまで見落とされてきた籾殻に注目したのです。

中身を守る籾殻は、世界のあらゆる植物を見ても、いまだに解明されていない神秘的な存在です。

だからこそ、その神秘性や可能性を感じた歴史上の人物が、様々な書物に残してきたのだと思っています。


なぜ籾殻は日本人にとって価値があるのか

日本人は何千年も、稲と共に生きてきました。

稲を育て、収穫し、感謝し、神事に用いてきました。

その中で、籾付きの稲は特別な意味を持っていました。

神棚に供えられることもあります。

それは単なる穀物ではなく、生命の象徴だったからです。

僕は、その文化的背景も非常に重要だと思っています。


Kamiが見ているもの

僕は、珪素(シリカ)だけを見ているわけではありません。

食物繊維だけを見ているわけでもありません。

栄養成分だけなら、他にも優れた食品はあります。

僕たちが見ているのは、

生命を守る構造そのものです。

生命を包む力。

生命を支える力。

生命を還元する力。

それが籾殻にあると感じています。

だから僕たちは、玄米ではなく、

籾殻に着目したのです。


玄米は素晴らしい。

僕はそう思っています。

しかし、その玄米を何ヶ月も守り続ける存在が籾殻です。

珪素(シリカ)。

食物繊維。

自然の情報。

生命維持力。

長い間、捨てられてきたもの。

見向きもされなかったもの。

灯台下暗しとは、このことだと思ったのが数年前です。

しかし、本当に価値があるものは、案外そんな場所に眠っているのかもしれません。

それが、僕たちが籾殻に惹かれた理由です。